なかなか個人的なブログをちゃんと書く時間(気力)が作れないので、せっかくネタができても後手後手に。ノリと勢いで思い出したので、2017年の秋のバル街を振り返ってみます。
忙しかったりタイミングが合わなかったりでしばらく参加していなかったんですが、叔父夫婦が仕事を兼ねてバルに合わせて来函するということで急遽チケットを手配したのでした。
まずは追悼。(いつまで追悼しているんだ
函館のバル街が始まったのが、いまから13年前の2004年2月。市内のスペイン料理店「バスク」の深谷シェフが主催となって始めたというのが一般の説なのですが、その裏でネゴシエーターとして暗躍(?)したのが、今年の3月に亡くなったHさん。
当時学生で、不思議なご縁でお付き合いが出来ていた私とHさんですが、アレはちょうど3月だったか5月だったか、春の早い時期だったと思うのだけど、悪企みをするようにニヤリと口端を曲げながら「実はこの前面白いイベントをやったんだけど、思いの外好評で『また企画してよ』なんて言われちゃってさ(どやぁ)。」と、雪の西部地区をはしご酒する中年たちの姿を写したデジカメの画像を見せてくれたのをつい最近のように思い出してしまいますね。
良くも悪くもインパクトがある存在として、関わった人の心に遺るH氏。西部地区に足を踏み入れる度にあんな無茶振りこんな無茶振りされたっけ…と思い出してムカついたり、寂しくなったりするのは、きっと私だけではないでしょう。
昨年の秋のバル街にはきっと複雑な思いで参加されていたことでしょう。
そんなことが頭の片隅にひっかかりながらの秋バル。
1軒目祐鮨
まず一軒目はお寿司を胃袋に入れるのが個人的なルーティーン。始まりの場所となるまちづくりセンターからもほど近い祐鮨さんが一軒目。
ここ最近は回転寿司ばかり(しかもnot函太郎)でしたが、やっぱり回らないお寿司屋さんはシャリが…旨すぎる。赤酢を使っているそう。口にいれるとほぐれる絶妙な握り。
1ビール。
2軒め「やまじょう」
映画ロケ地のコーディネーターとしても暗躍する太田さんが経営するカフェ&バー。集う人が皆濃い。この日はまだ早かったのでいつもより空いていたのでした。函館ロケの映画に出演していた俳優さんたちが座った席に座っているかもしれない(´・ω・`)
2ビール
3軒目トンボロ
やっぱりトンボロさんのパンは美味しいよね……。ただ、なかなか買いに行けないのであります。。。この手のドイツっぽいパンは事務所で不評で、私しか喜び勇んで食べないのです…。
ここでは、函館のワイナリー農楽蔵さんのワインが飲める!というのがポイントですが、もっとたくさん飲みたいぞ!!!!!(農楽蔵さんのワイン自体希少価値でプレミアム的なアレそれもあるので仕方ないけど)
0.5ワイン
4軒目久留葉
結構珍しい日本酒が飲めたり、瓶ビールがチョイスできたりで、オトナに人気のお蕎麦屋さん。アテの美味しさは言うまでもありませんが、つい日本酒を選んでしまうことで一気に酔が深まるのも毎度のことです。
1日本酒
5軒目ラ・コンチャ
バル街の長が経営するスペインバル。あん肝のゼリー寄せだったでしょうか(手前右)、内臓系大好物の私にはたまらない一品。
自家製サングリアが美味しいという噂で、ついサングリアにしてしまい、これはこれで大正解だったんですが、料理と合わせるならもっとガツンとしたワインをチョイスするべきでしたな。
1サングリア
6軒目金森ビアホール
今年はローストビーフが流行っているよねえと再認識。個人的にはいぶりがっことクリームチーズの組み合わせは鉄板で、それがあるだけで選んだ価値があるピンチョス!広々とした赤レンガ倉庫の一角のアーリーアメリカン調のレストランなのでゆったりできます。でもって、トイレも利用しやすいので酔っぱらい的には◎。
2ワイン
7軒目イタリアンゴーゴー
なぜか気軽に行けないけれど、かなり腕は確かだと評判が良いイタリアンゴーゴー。本格的なイタリア料理が味わえるお店。噂に嘘はなく、ピンチョスは一品一品がしっかりした料理でした。赤ワインも良い感じに飲めました。
3ワイン
ここで叔父夫妻とはお別れ。踊りながら帰っていく叔母を「この人こんなにテンション高いキャラクターだっけか…」と思いながら、いつものお店でシッポリ。
8軒目MOSSTREES
バル街のチケットを買いに行った時、ドヤ顔で試作品を見せてくれたマスター。その自信なだけあって、柔らかさにくわえて、ちゃんと肉っぽさも残る旨いローストビーフでした。
「日曜だけあって夜中になるとお客さん来ないわー」なんて話していたら、わさわさっと集団が入ってきたので、ゆっくりするつもりが席を開けて家路へ。
3ビール
参加者もお店も慣れてきたので
特別なイベント感覚というよりも、毎年恒例の運動会とか文化祭とかそういったイベントと化した感のある函館バル街。ノウハウが出来て洗練されてきているので、大きなトラブルが起きない反面、予定調和のようなものも。
テコ入れが必要だという意見も聞こえてくるけれども、これはこれで良いのではないかと思ったりもします。本質的には、西部地区(でもどこでもいいんだけど)で、気軽にはしご酒をしてみようぜ!ということが大事なので。ただ、バル→日常での店の利用につなげる仕組みと、バル街を知ってる人と知らない人の温度差を小さくする工夫はもう少し詰めていきたい気がします。(現状の「あとバル」制だけでなく、やはり、個人店が多い西部地区のお店は情報発信的な意味では現代的ではないので。)
あと、数年前にH氏経由で知り合いになった、愛知県は刈谷市でカリアンナイトを運営するNさんたち御一行が秋バルにいらしていて、ばったりお会いできたのは嬉しかったですね:-)
#ノリと勢いで書いてるので表記ゆれ等はご容赦くださいw