大きさのインパクトで函館での思い出を狙ってみた
大切な友人(となった)人が、初めての北海道旅行。とはいえ、観光はメインの目的ではなかったので、食事も二の次三の次。移動と押さえるべきスポットを押さえるのが優先。そんな余裕のない中で、やはり来函客を連れて行こうと思うのは「ラッキーピエロ」だったりする。
B級的といえば、味も万人向けではあるしね。
で、個人的には初めてのラキピではチャイニーズチキンを食べていただきたい。しかし、オムライスのバカでかさも見てもらいたい。
そんなわけで、だいたい私がオムライスをオーダーすることになるよね……。この日はそんなわけでから、朝も昼もほとんど食べていなかったので余裕の完食ではあったけど(翌日までお腹いっぱいだったが)。
名物には美味しさが最低限必要なのはさることながら、来てくれた人がどっかで話のネタになるようなナニかであるということも必要なのかもしれませんな。
ちなみに、そんな移動ばかりの中で食べたものは、
- トラピスト修道院のソフトクリーム
- ラッキーピエロ(オムライス・チャイチキバーガー)
- MOSSTREESでパスタ(西部地区で遅い時間23時位までは食事のオーダーができるので助かる。)
- 大沼の山川牧場でローストビーフサンド(恐ろしく旨い)
- いかめし(は、完売だった)
ちなみに、MOSSTREESは遅くまで営業していて基本的に月曜日しか定休ではないのだけれど、連休中でも容赦なく月曜休む。間髪入れず「そこは開けとこうよ!(笑)」とツッコむのだが、「いやあ、体力がね。」と言われると返す言葉もないのである。私も年をとったということは、店の二人も歳を重ねたのである。というわけで、観光でパフェを食べようとしていた人は要注意なのであります。
これでいいのかなぁ、函館観光エリア…と思った3つのこと。
シルバーウィークですね。まあ、あんまり関係ないので元町付近が大混雑で大渋滞しているとも頭からすっぽりと抜け落ち、まんまと30分ほども渋滞にハマってしまったわけです。人混みが嫌いで避けて歩いてるのに…。
久しぶりに夜の観光エリアを観光シーズンに通りがかって3つのことを感じたのでまとめてみます。
市電沿線から函館山ロープウェイの山麓駅へ行くまでの道のり、これでいいのかなぁ
護国神社坂を登り、函館山山麓駅を通過してチャチャ坂の方へ行こうとしたら交通規制されていて、止む無く、用もなく右折させられた挙句渋滞にハマってしまった時に撮影した南部坂を行き来する観光客の人々がいる風景。
函館山山麓駅専用の駐車場には、どうやら二十間坂方面からしか侵入できないらしく、流れでこっちへたどり着いてしまった観光目的とみられる他県ナンバーが列をなしていた南部坂(下り)。
歩道へと目を向けると、坂を登ったり下りたりする人々が。どうやら歩く観光客のルートとして、函館山山麓駅までは南部坂が使われているらしい。南部坂は庶民的でホッとするような坂なんだけでお、いかんせん住宅街に通る坂であります。
飲食店が、まあ2軒かな。洋風居酒屋の『南部坂』と『カフェ ディシィ』
- ジャンル:カフェ
- 住所: 函館市元町22-9 南部坂沿い
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- (写真提供:花と緑)
ここを通りかかったのは19時過ぎなのに、『カフェ ディシィ』はcloseになっていた。小さな個人店が多いし、いつだって開けていていい思いをすることも少ないんだろうけど、これだけ人が多い観光エリアなのにかろうじて電灯が付いているだけでもったいない。
場所柄常にお客さんを呼べるようなところではないので、飲食店の経営をはじめお店の経営は非常に難しいと思うんだけど、なんていうか、通りが殺風景過ぎて旅行へ来たワクワク感に欠けているように見えました。街灯も通常レベルのものしか設置がなく、本当に通りが殺風景。
近年盛んにおもてなしという言葉が取りざたされていますけど、こんな風景を見てしまうと「What's ”おもてなし”?」と思わざるを得ません。なんだかなあ。それこそ、個人の出店を応援するとか、行政がバリっと歩道を直したり街灯をそれっぽくしたりした方がいいような気がするんですけども。
19時には閉店。おまけにネオンサインがみすぼらしい。これでいいのかベイエリア。
基坂、旧イギリス領事館近くにて。ここも暗い。
「この施設、有名なんだよね。入ってみたかったなあ。」
と、観光客の声。この辺の史跡エリアは19時に閉館(オンシーズン)。色々あると思うけど、20時位まで開いていたほうがいいような。。。役所関係の管轄でしょうし、長期連休時だけ20時まで!とかそういう融通は聞きづらいのでしょうけれど、函館山にたくさんの観光客が登り、そしてその後歩いて元町を散策し、ベイエリアなどへ戻る姿を眺めていたら単純に「もったいないなー」と。
そして、更に問題なのが民間で経営してるベイエリアの西波止場。オフシーズンから夜通りかかる度に、ネオンサインが60%ほど虫食い状態で消えていて、「節約なのか貧乏なのか、なんでもいいけど、ものすごく廃墟じみててカッコ悪い。でも、オンシーズンには治すんだろう」と思っていました。が、今日通りかかったら、あろーことか更に悪化。あれではせっかくの雰囲気も台無しに次ぐ台無し、超台無しです。なんだあれ。本当に台無しです。
大門商店街アーケード取り壊したけど、あれでいいのかなぁ。
8月の港まつりが終わってから9月にかけて大門商店街のアーケードを取り壊していまして、いまやJR函館駅前の電車通沿いはイメージがガラリと変わりました。青空が広がる日中はスコンと空が見渡せ、すっきりした雰囲気ではあるのですが、問題は夜です。
なんていうか、全体的にみすぼらしさが目立ってしまっています。建物のボロさだとか、照明の足りなさだとかが、これまでアーケードのおかげでなんとなく包み隠されていたわけですが、それがまあものの見事につるんと野ざらしです。
もちろん再開発自体はこれからなのですが、早急に何か考えたほうがいいくらい良くない方の寂れっぷりを演出してくれています。(個人的に大門はとっても好きな場所なので、観光で訪れた人々に「うわー!函館寂れまくってるじゃん!」って思われたくないんです…。だって、大門の人たち頑張ってるし)
北海道新幹線開業で人の動きが、たぶん変わる。
夜を煌々と明るく大都会のようにする必要は無いと考えていますが、いまのままでは函館で旅の滞在をする価値が年を追うごとに低下していくように感じます。歴史的建造物が多く残る西部地区は、空き家や過疎の問題などなどで情緒的な建物は時間が経過するに連れて空き地へと姿を変えていくでしょう。
雰囲気があった十字街電停付近は、がっかりするような建物とコンビニに姿を変え、利便性は上がりましたが「函館、かっこいいよね」と感じ何度も足を運んでくれる人に響くような街ではなくなってしまったように感じます。
正直、コンビニは便利です。しかし、本当に「観光」とか「移住促進」を時に、その姿が「愛される函館」の姿なのか疑問です。街の変化は不可逆で、一旦無くしてしまった古い建物たちが醸し出す雰囲気は二度と戻りません。
久しぶりに観光客が大勢歩く時期の観光エリアに足を運んでみて、色々と思うところがあったのでまとめてみたのですが、やはり、全てがちぐはぐであり、歯車が咬み合っていくような気配が一向にしてこない。個人レベルで力を注いで頑張っている人々はたくさん見ているけれど、なぜ全体として咬み合ってこないのか…。
北海道新幹線開業のニュースは、正直に書くと、フタを開けるほどに「函館は将来的にいらない街だよ」と匂わされているような気になります。明確にどの点とどの点がそうであるかというよりも、なんとなくの気配レベルでしかありませんが…。
何かに迎合すること無く、あるべき街の姿をトータルで探っていくべきだと考えます。
どんよりする話題ばっかりで。
仔猫の育成や友人の飼い犬の死だったり
細々やることも多かったり、やんごとない感じで遊び歩いている場合でもなかったりするのはともかくとして、7月、8月、9月と動物と深く関わることが多かった(現在進行形)2015年の夏です。
友人の犬が死んだことは、プライバシーの問題があるから書かない。たいへん急激に具合が悪くなったのと、生きる死ぬの時にたまたまそばに居て、何も出来ずに見守っていただけなのだ。鑑定で希望的な読みをしたがゆえのこの私のざまである。タロットカードの凄さも見た。しかし、止められないこと。やることはやったこと。友人の心が慰められますように。
もう一つは、偶然生後1ヶ月に満たない仔猫の世話を一時的に通いですることになったこと。飼い主(前述の友人とは別の人)が元々何日か日本を離れる予定だったので、その間ぴっちりと面倒をみることになったのだった。野良だった母さん猫が妊娠し、保護して産ませないと…としていた間にさっさと生まれてしまった3匹。なにぶん、猫にとても優しい友人なのです。
私がみっちり世話をしたのは生後28日~40日くらいの間。ご飯を上げて水を変えてトイレをキレイにして、仔猫をいじって(物の本によると、生後30日くらいで『社交期』というのがくるらしく、その間の人とのふれあいによって性格が決まるという)、眺めて、親猫の機嫌を取る……というのを1日2回繰り返すとあっというまに1日が終わる。
なんせ、仔猫の顔を見ているだけで2時間ぐらい時間がぶっ飛んでいくのだから。
それにしても生まれたての仔猫のくせに、それぞれ性格に違いがあって不思議。父親猫の性格に影響される、という説もあるけどどうなんだろう。日曜日の夕方から唐突に行動範囲が増えた仔猫たちに、母猫もピリピリしている。ようやく、私を「大きな遊び場」だと認識したらしく、ぐいぐいと迫ってきて、まるで狩りをするようにおしりや太ももや足にじゃれつこうとしている。
ちなみに、親猫にとっては「ご飯くれる群れの一匹」というポジションに落ち着いたらしく、とりあえず私が立ち上がると同時に餌場でおすわりして鳴く。猫は食べられる分しか食べないと聞いていたが、犬なみに際限なく食べそう。もともとが野良だっただけあって、1に威嚇、2に威嚇、3,4がなくて5に威嚇みたいな母猫なのだけれど、今日は初めて帰る時に見送りに来た。(おそらく、「もっと食い物出せや」の意)
雰囲気のある喫茶店
通りすがりに車を停めて思わず撮影してしまうほど雰囲気のある佇まいです。しびれる。
某有名占い師の先生が函館競馬に来たので一緒に遊んでもらいました、の巻
ん。微妙にはてなブログのエディタUIが変わってる?ような気がする?超久々の更新ですね。なかなか忙しく、自分の写真を整理したり各種SNSに投稿したりという時間が取れず(年々体力も無くなりますしw)、いまさら7月半ばの出来事をブログにしたためている次第。
6月、7月といえば、なんといっても函館競馬です!勝ち馬を予想して買った負けた頑張った!と一喜一憂するのが楽しいのは当たり前ちゃ、当たり前なのですが、それよりもビール党にとっては青空のもとで馬を眺めながらだだっぴろい空間でビールを飲むというのが何よりもサイコーなのです。
それゆえ、毎年開催時期になると1度か2度は足を運んでビールを飲んでいるんですが、今年は関東からとある有名占い師でもある友人が唐突に函館競馬のために来函。7年ぶりに会う友人は…すっかり大阪のおばちゃん金のにおい(自称)がする有名な占い師になっていました。私が函館のデ部なら、アータはアニマル柄が似合いそうだよ……!
※誇張しています。実際は風格漂う立派な占い師様です←
続きを読む海が碧い日はラミネール(宝来町)でランチを。
「ラミネールへ行こう!」とお誘いがあった日が偶然快晴だったというだけなんだけど、この日の海の碧さは格別だった。青ではなく、碧と書きたくなるくらいで。
選んだ席は海へ向かうカウンター。大きな前面ガラスにガラスのテーブル、透明感あふれる店内だ。
いまは18時でクローズする『LAMINAIRE(ラミネール)』だが、かつては夜遅くまでBarとしても営業していた。学生時代に足を運んだ時には、こんな大人の世界もあるんだナァと感想を抱いた。
ジェノベーゼパスタランチ。スープも美味。
お誘いの主(美人!)は、トーストセット。
堤防沿いに路上駐車が見えるのは、ある意味でカッコわるいんですけども、函館のちょっとした田舎くささを垣間見せているようで結構嫌いじゃない。