「たこ焼き菜々(北海道・函館)」と「たこ焼き帝王(福岡・久留米)」がコラボなので、九州女に食べてもらった。
更新再開について
何の脈略もなく更新を再開するよ。仕事用と個人用といくつもSNSの運営なんざしたりしてると、個人的なことを書きたくてもなかなかまとまってアウトプットができない。ブログで書きゃいいのに、時間がないというのを言い訳に個人的なTwitterでぐちゃぐちゃつぶやくだけの毎日です。
2020年は、お世話になっている20年来の恩人が新しく店を開いたりしたものの、新型コロナだかなんだかで、私の仕事も含めてもうなんだかんだあーあーあーって感じでしたね。きっと、みなさんも多かれ少なかれそうなんでしょう。
2020年の12月に占星術的な意味で大きな動きがあって、まあ、星占い的に時代が動いたってやつで、それだからなのか、去年の後半ぐらいからアウトプット欲が回復してきたのでこうして真夜中にキーボードを叩いている次第。
とはいえ、食生活も変わったことだし、以前より日記帳に近い使い方になるかもしれません。ブログタイトルはもうかれこれ20年近く使っているものなので、変えませんけど。
閑話休題。
これが福岡ったいと博多女にいわしめた「帝王ソース」
湯の川と富岡に店を構える「たこ焼き菜々」が、福岡・久留米の「たこ焼き帝王」と1月16日から個数限定でコラボ。夜会う予定の人が福岡は博多女だったのを思い出した。
チェンバロ奏者の森洋子(Twitter)さんである。森さんは、いざチェンバロを前にすると、アンタ誰やねんという感じで超カッコよくなるんですが、私とはめっちゃオフで出会ったところから親しくさせて頂いており、日高と門別競馬場に馬を見に行ったくらいである。
九州と言えば醤油が甘いというウワサだが、高校の修学旅行でおおよそ2日間滞在しただけなのでよくわからない。
しかし、帝王ソースは酸味よりもまろやかな甘味が勝る味わいだった。これは、たこ焼き菜々の通常ソースと食べ比べをすると、より一層わかりやすい。
そこで、博多女の一言のコメントが渋い。
「これが九州ったい(にやり)」
そ、そーですか。。。曰く、「九州はこんな感じの甘味の中で育つったい」とのこと。なお、森さんは普段博多弁を使わない。私が「博多女ですもんね:-p」とネタにすると使ってくれるサービス精神旺盛な人なのだ。
今回登場したお店
余談
ところで、ソースと言えば私はあまり深く考えたことがなかったのだけど、ざっくり考えてもいくつかの路線があるようだ。たこ焼き菜々の通常ソースは、ちょっとスパイシーで私に馴染がある味に近い…かな?
名古屋生まれ東海育ちのわたしにとって、ソースはコーミソース一択だったし、ソースと言えば、死んだ祖父が天ぷらにじゃーじゃーかけるものだった。たこ焼きやお好み焼きはおやつだったり、土曜日の昼飯だったりしたが、あんまり深く考えたことはなかった。
関西で爆発的な人気があるという「どろソース」。これが濃厚でめっちゃピリ辛だったし、たぶん祖父が使っていたコーミソースはウスターだったのだろう。
ヨシヅヤのフードコートでよく買っていたお好み焼き(銀紙でつつむ名古屋スタイルだ)や、弥富にあったお好み焼き屋は、今回の帝王ソースに近い甘味が立ってたような記憶だ。
私の印象だと、関東以北の地域ではソースにあまりこだわりがないような気がするがどうだろう。函館は「おたふく」が主流らしいが、それもまたよくわからない。
ソース一つで地域の文化をあちらこちらと想像したり、自分の過去の記憶を引っ張り出してみたり、食文化ってのは本当に深みがある面白い分野だ。