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函館食道楽プラス

函館で食べたり、見たり、聞いたりしたことと、仕事の話とか。

松陰町のあそこに先月オープンした『Temps perdu(トン・ペルデュ)』でランチでフレンチを。

2015/7/4追記:FBページありましたので、リンク貼っときます。

トン・ペルデュ - 函館市 - 欧州料理店 - タイムライン | Facebook

---本文はココカラ

通りがかりによく見かける市立函館高校の裏手の通りにあるツルハドラック向かいのビルの半地下1階が、4月の初め頃から動いているなあって。

「何が出来るんだろう?」

と、とある日たまたま徒歩で通りかかったら、なにやら難しげなる言語にて看板がかかってゐた"ouvert"と。

たぶん…"open"ってことで、お店の前にはランチメニューとディナーのアラカルトメニューが掲示。ランチはおまかせのみで「1700円」。

函館的ランチ価格としては、結構お高め。普段人と会う時のランチなら、おおよそ1200円までかなーっていう物価感覚からすると、ねー。しかしながら、ランチコースの内容は「前菜3皿・スープ・メイン・パン・デザート・コーヒー」と結構盛りだくさん。

普段1200円のコースだと、前菜1皿・メイン一皿…って感じだもの。

…でも、ちょっとなかなかランチでは気軽に出せない値段だな~と、思っていたら、ひょんなことからお食事会の店選びを任され(?)下見に行くという大義名分のもと行ける機会を作ることができたのでした!しかも、驚きの再会が…

#いやぁ、電話するにも店名わからないしぃ、いきなりお店に入ってお店の概要だけ問い合わせるのも無粋な感じがするしぃ~…ね?

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ということで、唐突に友人を巻き込みランチに突撃。

こちらは前菜。ホタルイカ・たけのこ・お豆腐・ウニ・ナスのバルサミコ酢・ほうれん草・海ぶどうの…盛り合わせ。

給仕係の女性がしっかりと説明してくださるんですが、何分フレンチを食べ慣れていない身で、かつ、横文字を覚えるのが苦手なので名前が覚えられません…。

素材の持ち味を最大限に活かした鮮烈な味わい。これはそれぞれの調理の仕方が鍵なのかな?それぞれの味わいが舌と脳に刺激を与えられ、次の皿が楽しみになってくる!

特にたけのこが素晴らしく、独特のエグみが爽やかな春の滋養あふれる味わいに仕上がっていて、なんとも贅沢な気持ちに。

 

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2皿目の前菜。

カレイを人参をすりおろしたペーストで和えたもの。まず、家庭ではほとんど作らないし、ちょっとした飲食店ではなかなか出てこないだろう味わいです。食材の組み合わせしかり。食用のスミレかな?それから、ミント。甘めの人参ペースト。甘さの後に清々しさが鼻腔を撫でていく。一皿目、二皿目は、春を表現した前菜だったのかなー。

ハーブのクセがそれほど強いわけではないのですが、苦手な人は苦手な味かもしれませんな。私も香りものはそんなに得意じゃないんですが、今回は大丈夫でした。春風が体を通り抜けていくイメージ。

ハーブの使い方と甘味のバランスでこんなイメージの一皿が出来るんですなあ。。。

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こちらはテリーヌ。紫キャベツのマリネが添えてあり、この軽い酸味がテリーヌのコクと良いバランス。

それにしても、テリーヌとかまともに口にするのは何年ぶりだろw

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そしてスープ。魚のすり身を使った濃厚な味わい。フランスパンとチーズを乗せ、オーブンで火を入れてあるミニパングラタンのような食べごたえ。香辛料としてジャガイモの絡みペーストが添えてありました(写真にはありません)。このジャガイモペースト、友人がうまいうまいとめっちゃ使ってましたわ。

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こちらはメインディッシュのハンバーグ。逆光での撮影を避けるためにちょっと特殊なモードで撮ったら手ブレしてもた。シェフに申し訳ない。。。まるっとしたハンバーグの下に玉葱のみじん切りが座布団になってます。付け合せは、オーブンで焼いたカブと玉ねぎ。

このハンバーグ、網脂でくるっと包んである雰囲気です。焼き加減はレア。玉ねぎの座布団でクドさを一掃。上品なハンバーグ。

このソースの感じは、どこかで食べたことがあるような…。

ちなみに、今日のおまかせランチコースはメインも含めて全て魚だった、ということで、「今日は、メインを肉にも変えられますが…」とご提案いただいたので、お言葉に甘えて私は肉を選ばせていただいたのでした。

…この日の目的は下見だから!!!!!!ね!!!!!

写真にはありませんが、パンは自家製でお料理のソースとともに楽しむと最強。デザートは濃厚な、チョコレートガナッシュ。最後にコーヒーなどの飲み物で終了!

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シンプルな店内。ダークブラウンの木目と白い壁。日中は自然光を活かしたテーブル席スペースが8席と5人位は座れそうなカウンター。こぢんまりしたフレンチのお店ですね。

夜はアラカルト料理とワインが楽しめそうな雰囲気で、パッと見た感じ3000円~5000円くらいの予算かなあ。

私もフレンチを食べ慣れているわけではないので、わからないんですけども、ランチコースを食べてみて、全体を通してバランスがとれた組み立てになっているような印象で、それぞれのお皿で職人の仕事がされていたように思われるわけで、1700円と聞くと「高い」印象になりますが、同じ内容を札幌や東京などで食べることを考えると2000~3000円の価値はありそうです。

 

 

なーんてことを思っていたら、会計の時に数年前海外に修行に出るとか言い残して店を閉めて旅立った、かつて大変好きでよく食べていたお店のシェフがあの時の約束通り再び函館で開いたお店だった…ということがわかり、驚きの再会だったのでしたw

■Temps perdu
函館市松陰町31番13号プレジオ函館松陰町1F
営業時間:11:30~(L.O.14:00)/18:30~(L.O.21:30)
TEL:0138-83-2284

不動産会社のファインエステートさんのブログにも出てますね。