函館食道楽プラス

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袋ラーメン対決第1回「金の麺」(セブン&アイ)

袋ラーメンはすごい。

野菜をたくさん入れればそれだけで一食になるし、無くてもそれなりに美味しい。なにより、あつあつのスープと一緒に食事ができるので寒い時期には暖もとれるのです。高機能食材だといえます。
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とあるセブン-イレブンで横並びに1個ずつ袋ラーメンが並んでいたので、思いつきで3つ買ってみることにしました。並んでいたのは「金の麺」、「ラ王」、「正麺」で、どれもちょっとお高い袋ラーメン。「金の麺」だけはセブン-イレブンのPB(プライベートブランド)なのでちょっと安かったですけれど。

ニュースを検索すると、

セブン&アイがPBラーメン「金の麺」を21日発売 「マルちゃん正麺」の東洋水産と組む - MSN産経ニュース

が出ていたりしました。いまのいままで気づかなかったので、本当に別物といってもよいでしょう。

さて、作り方です。個人的には麺とスープと具材を一緒にぐつぐつぐつぐつ煮込んだものが好きなのですが(野菜は炒めたものを乗せたいが)、3つとも推奨されているのが、スープはスープという作り方なのでそれに合わせました。

具材は卵と冷凍ホウレンソウです。

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出来上がり。スープの色が薄いのは「混ぜ」が足りなかったせいです。醤油味のスープは特に特徴もなく、あっさりした味。あんまり人工的な味がしないのは最近の袋ラーメンの潮流なのか。

しかし、麺はシコシコを通り越して硬い。粉落とし(極めてラーメンの麺が硬い様子)かよ!否、私はしっかり煮込んだぞ。

その後「金の麺」を食べたときも硬かったので、硬めの麺がウリなのかと思われます。

美味しいですし、本格的っちゃ本格的なのですが、なんとなく麺・スープともにあっさりしすぎていて、ラーメン感が足りない気がします。これは好みと主観の問題です。冷凍ラーメンの『つけ麺(セブン&アイ)』は絶品だったので、「金の麺(醤油)」の仕様がそういう仕様だったのでしょう。柚子胡椒をふったりすると、たぶん風味が増してさらに本格的になりそうです。