コルビジェ、もう逢えない。
本町の電車通りを少し入った路地にひっそりと存在していたBar、『コルビジェ』(旧ブログでの記事1・記事2)。あるいは、大町の相馬倉庫の前に佇んでいた『Joe』。
すでに店が無くなって久しいけれど。なんともいい加減で、なんとも居心地の良い空間だったことか。
ブルーチーズのペンネ。めたんこに辛いドライカレー。苦い珈琲。打ちっぱなしのコンクリート壁に木のカウンター。コップの縁に適当になすりつけられたソルト。
思えば、ピスタチオナッツを食べたのもこの店が最初だったかな。
夏の最後の悪あがきみたいな青空がきれい。市電が登って来る時もこれぐらいの近さで撮影できればいいんだけど、どうしても軌道近くになっちゃったり、迷惑駐車気味になっちゃったり、邪魔になりそうでいつも思い切った構図が作れないのだ。