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函館食道楽プラス

函館で食べたり、見たり、聞いたりしたことと、仕事の話とか。

STOP!! Amazon!!されると非常に困る地方学生ぐらし

STOP!! Amazon!!

Amazonが提供しているStudentプログラムではコミックや雑誌を除く和書について、学生さんは10%のポイントが付く。が、それが出版業界では問題になっているらしい。

要は「値引きしすぎじゃろ!」という主張みたい。

ポイントサービスをやめてくれなきゃ、そのプログラムの対象商品からうちの出版物を除くぞコンチクショー!という雰囲気のように読み取れる。自分はすでに学生でもないのでそのサービスがどうなろうか知ったこっちゃない立場なんだけど、ちょっとだけ重要な問題ぽい部分があって、それは、和書とか洋書とざっくり区切られた中には相当数の専門書も含まれてるってこと。

大学で使用するような教科書や専門書って、あんまり流通していないのね。もちろん、教科書や公式に指定された副読本なんかは大学生協などなどで取り寄せすることは可能だし、大学のそばにある少しだけ大きめな本屋(函館くんだりだと加藤栄光堂さんとか、タウンプラザ内にある文教堂さんとかね)に行けば多少は取り扱ってくれている。しかし、一番現実的にそういった専門書を探したり実際に買ったりしようと考えた時、地方の学生にとってAmazonはとても力強い味方なのだ。

そりゃ、都心部のようにちょっと足を伸ばせば膨大な蔵書があるような本屋とか、その専門に特化した本屋があるなら、Amazonでの取り扱いをやめてもマイナーな本を現実的に手に入れることができるだろう。だが、地方学生にとってはそれこそ死活問題になるのでは。

いずれStudentプログラムだけでなく、一般ユーザーに対してもある種過剰なポイントサービスが始まったとして、そんな時も出版社は今回と同じような主張を繰り返すのだろうか?先のことはわからないけれど、なんとなーく、都心部のお客さんにしか顔を向けて商売していないような…いや、もっと言うと「読む人」に向かってないような印象を受けてしまう。

 

個人的にはね、私の本とか漫画の買い方を知ってる人はご存知でしょうけど、私だって地元の本屋にお金を落として流通させたいわけなので、可能な限り欲しい本は地元本屋を巡りに巡って探し当てて買うことにしている。本来なら本州資本の会社ではなく、北海道資本の本屋で買いたいよそりゃ。でも地方の小さな本屋では返品や買取になっちゃうかもしれないリスクが有る本は仕入れたくないわけで。探しに探して結局見つからなくてAmazonすることは少なくない。

ちなみに、かつて函館にあった「森文化堂」松風店の3Fは凄かった。専門書の量が素晴らしくまるで宝石箱のようだったね。

問題についてしっかり理解しているわけではないかもしれないけど、色々と考えさせられるトピック。